《特集》ラグビー大国・ニュージーランド~第5-2回ラグビーを見るならクライストチャーチ

オールブラックスの元主将リッチー・マッコウ氏やダン・カーター氏など、スター選手を輩出し続けるクライストチャーチとラグビーの関係をご紹介します。

 

 特集『ラグビー大国・ニュージーランド』、第5回目からは、スーパーラグビーの本拠地となる各エリアのスタジアムとそのエリアの魅力を探ります。ラグビー観戦のためニュージーランドを訪れる人には必見の観光情報をそろえました。第2章目は、星空の街、レイク・テカポやマウント・クックへの玄関口、クライストチャーチに焦点を当てます。

ラグビー王国、クライストチャーチと新スタジアム構想

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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 市内から車で15分ほど、世界有数の観光鉄道トランツ・アルパインの出発点にあたるクライストチャーチ駅側にあるAMIスタジアム。普段は静かな住宅街ですが、ラグビーの試合のある日は、多くの地元のファンで賑わいを見せています。また、週末になると、子どもから大人まで、北ハグレー公園をはじめ、さまざまな場所でラグビーが行われています。 

 地元チームは、“常勝軍団”の名の下に、これまでのほとんどのトーナメントで優勝を争うほどです。現在、クライストチャーチ市は、地元のラグビー人気などに後押しされ、大規模なラグビー場を建設する計画を進めています。また、地元チームの準決勝・決勝の日は、各路面店がチームカラーの赤と黒の二色の飾りつけをし、応援ムードを盛り上げます。

 また、クルセイダースの試合では、試合前に馬に乗った騎士団が会場内を駆け回るのも見所です。さらに、優勝パレードでも馬に乗った騎士団が登場します。

クライストチャーチ・クルセイダース

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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 クライストチャーチを拠点にするスーパーラグビーのチーム。1996年から現在まで、リーグ優勝を、リーグ最高の9回達成し、“常勝軍団”の異名で知られています。同チーム出身の有名選手は、キャプテンとしてオールブラックスを2回優勝に導いたリッチー・マッコウや、名キッカーのダン・カーターやアンドリュー・マーテンスなど。また、現在のオールブラックスのキャプテン、キアラン・リードなど、オールブラックスのキャプテンも同チーム出身者が多いのが特徴です。

注目の選手

 惜しくも2015年のワールドカップには選考から漏れたライアン・クロッティ選手(セカンドファイブ英ス、センター)ですが、現在は、その抜群の突破力が特徴で、セカンドファイブエイスとセンターの両方のポジションをこなせます。

クライストチャーチ男子校

 ラグビーの名門、クライストチャーチ男子高からは、多くのオールブラックスのスター選手を輩出しており、2015年のラグビー・ワールド・カップを優勝に導いたキッカー、ダン・カーターをはじめ、アンドリュー・マーテンス、グラハム・ヘンリー元監督の出身校です。さらに、かつて日本代表のキャプテンとして活躍したアンドリュー・マコーミック選手や、復帰から代表入りを目指す小野晃征選手なども同校出身者です。

《観光地としてのクライストチャーチ》

古き良きものと新しいものが交差する“イノベ”の街

 南島最大の都市で、“ガーデンシティ”の愛称で知られ、芸術や文化の発信地のクライストチャーチ。カンタベリー博物館やアートセンターなどネオゴシック調の建物のほか、スペイン風コロニアル建築が建ち並ぶ小さな通り、ニュー・リージェント・ストリート、国内外のトップブランドが林立する近代的なファッション・ストリートやエイボン川沿いの開放的なカフェやレストランなど、古き良きものと新しいものが交差しています。また、さまざまな分野で“イノベーション”に力を入れ、モダンでクリエイティブな要素を取り入れた、まったく新しい街として、世界中から注目を集めています。

ガーデンシティ

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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 ガーデンシティの愛称で知られるクライストチャーチは、市内に約600箇所以上の公共の庭園があります。街の中心に位置するハグレー公園は市民の憩いの場。週末はラグビーやランニングをする人でにぎわうほか、夏にはクリスマス・コンサートやピクニックなど、市民が小さいころから親しみを持っている場所です。ハグレー公園内には、植物園があり、季節によりさまざまな花で彩られています。また、近代的な建物のオシャレなカフェは、“植物愛好家”たちの隠れ家的カフェです。

 ガーデンシティを楽しむのには、エイボン川をゆっくりと川下りするパンティングがお薦めです。

市内観光とトラム

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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 市内観光には、歴史的建造物をはじめ、近代的なショッピング・ストリートを周回しているトラム。約100年の歴史ある観光にぴったりな乗り物です。1日券なので好きな場所で乗車・下車できます。

 中でも、クライストチャーチ・アートセンターは、カンタベリー大学/クライストチャーチ男子校・女子校の旧校舎を改装し、当時の歴史を知られる見学ツアーをはじめ、洗練されたデザインの雑貨店やカフェが入居する人気の観光スポット。今後、ブティック映画館やブティック・ホテルもオープンする予定です。 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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 また、徒歩でコンパクトに周れるクライストチャーチは、市内中心部のキャセル・ストリートやニュー・リージェント・ストリートで、ショッピングを楽しんだり、ハグレー公園でゆっくり散歩をしたりするのも魅力です。また、地元の作品を所蔵する博物館や美術館などに訪れるのもお勧めです。今年の10月には、キャセル・ストリートのエイボン川付近に、全天候型のリバーサイド・マーケットがオープンし、さらに活気に満ち溢れることでしょう。

あのラグビーのレジェンドとクライストチャーチを遊覧飛行

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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 2011年、2015年とオールブラックスを連続優勝に導いた元キャプテンのリッチー・マッコウ氏。彼は、現在、小さいころからの夢だったヘリコプターのパイロットに。リッチー・マッコウとともにクライストチャーチ周辺を遊覧飛行する夢のチャンス。

クライストチャーチの最新グルメ情報

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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 南島最大の街、クライストチャーチは、街のいたるところにレストランやカフェがあり、高級ホテル、ザ・ジョージホテル内にあるシーフード・レストラン「ペスカトーレ」やフォラージュを軸にしたパパヌイの「ギャザリング」などが人気です。また、カジュアルにファインダイニングをシェアして楽しむ「イナティ」など、さまざまなレストランが点在します。また、若者に大人気の「リトル・ハイ・イータリー」は、石窯ピザやバーガー、ステーキから、タイ料理やラーメンなど、さまざまな専門店が一堂に会するフードコートで、あれこれ迷ったときに、いろいろな用途で使えます。

カフェ界の“革命児

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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 地元の人たちに昔から愛されているカフェ、C1エスプレッソは、その斬新なアイデアからイノベーションの革命児としての異名を持つほど。「宙を舞うバーガー」や「色の変わる紅茶」など、その発想力を楽しみに、世界からわざわざこの店を訪れる人も多いほどです。

ファーマーズマーケット

 車で約10分のリカトン・ブッシュにある毎週土曜の朝に行われるクライストチャーチ・ファーマーズ・マーケットは、エイボン川のほとりにある歴史ある邸宅、リカトンハウスの敷地内で行われるアルチザン・フード・マーケット。地元産のハチミツやジャム、焼きたてのパンやチーズなどの露店や飲食の屋台が並びます。購入した食べ物をエイボン川のほとりで食べるのが地元の人の楽しみ方です。

【車で30分】北カンタベリー(ワイパラ)でワイン&フォラージュ体験

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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 クライストチャーチから車で約30~1時間のところにあるワイパラ地方はワインの産地。リースリングやピノ・グリなどのワインを醸造しているほか、トリュフの栽培なども。ワイパラ地方のグルメをめぐるフォラージュ・ツアーなどが人気です。

【車で1時間】アカロアでフランス気分と世界最小のドルフィンを探しに!

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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 クライストチャーチから車で約1時間のところにあるアカロアは、フランスからの入植者が多く、いまでも集落はフランスの雰囲気に包まれています。ここでは、世界最小のヘクター・ドルフィンを見学するツアーが催行されています。

少し足を伸ばして

 クライストチャーチから車で約3時間走らせれば、ニュージーランドが世界に誇る大自然へ足を踏み込むことができます。クジラやオットセイ、イルカなど野生動物が生息するカイコウラや星空が魅力のレイク・テカポ、ニュージーランドの最高峰のマウントクック、さらに、観光列車トランツ・アルパインに乗れば、翡翠と氷河のエリア、ウエストコーストへ渡ることができます。

カイコウラ

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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 クライストチャーチから車で約3時間北上したところにある街、カイコウラは、世界中からクジラを観察にする人たちが集まります。クジラ観察船でのクルーズをはじめ、上空からの見学ツアーなどがあるほか、周辺に生息するドルフィンやオットセイをカヤックで観察するツアーなどがあります。また、カイコウラはマオリ語で、“クレイフィッシュを食べる”といわれる、クレイフィッシュの産地。地元の屋台やレストランでクレイフィッシュをいただけます。カイコウラへは、車での移動のほか、長距離バスや鉄道などで渡ることが可能です。

レイク・テカポ&マウント・クック

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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 レイク・テカポとマウント・クックの周域は、国際ダークスカイ協会のダークスカイリザーブに認定されており、世界で最も美しい星空を眺められるエリアのひとつです。そのロマンティックな星空から、某旅行会社では、「プロポーズされたい&したい場所」として、レイク・テカポが第1位に選ばれたほどで、レイク・テカポ、マウント・クックの両方で、日本語ガイドを含む、さまざまな星空ツアーが毎晩催行されています。また、マウント・クックでは、フッカバレーを歩くハイキングやニュージーランド最大のタスマン氷河をクルーズや遊覧飛行で楽しむツアーなどが人気です。

トランツ・アルパインとウエスト・コースト

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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 南アルプスを縦断する人気の観光鉄道、トランツ・アルパインに乗車すれば、約5時間で西海岸にあるウエスト・コーストに到着します。ウエスト・コーストは、昔からニュージーランド・グリーンストーン(NZヒスイ)が採れるエリアとして知られるほか、フランツ・ジョセフ氷河、フォックス氷河があり、氷河ヘリハイクが人気です。

 また、今年、150周年を迎えた老舗の地ビール、モンティース醸造所があり、年中、おいしい地ビールと地元産の珍味、ホワイトベイト・フリッター(しらすのオムレツ)をいただけます。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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