《特集》ラグビー大国・ニュージーランド~第5-4回ラグビーを見るならハミルトン

国内で最も熱狂的なラグビー・ファンがいることでも知られているハミルトン・ワイカト地方をご紹介します。

 

特集『ラグビー大国・ニュージーランド』、第5回目からは、スーパーラグビーの本拠地となる各エリアのスタジアムとそのエリアの魅力を探ります。ラグビー観戦のためニュージーランドを訪れる人には必見の観光情報をそろえました。第4章目は、世界中の人が訪問するホビトン・ムービーセットや洞窟の中に神秘的な世界が広がるワイトモ鍾乳洞など、魅力満載のハミルトン・ワイカトをご紹介します。

地元のラグビー熱なら世界一!?

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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 ハミルトンの市内から車で5分ほどにあるワイカト・スタジアム。試合の日になれば、大勢の家族連れでにぎわうスタジアムです。中でも、特設のキッズゾーンは、飲酒禁止のファミリー専用の特別席。このチケットを購入すると、応援グッズや子ども用のスナックなどが渡されます。ワイカトのチームの愛称や、ワイカトのファンの人たちは、牛を表す「ムールー」と呼ばれています。会場では、カウベルを持った人たちが、ガランゴロンと音を鳴らし、応援するのも、ここならではの光景です。さらに、試合の日には、クレーン車に乗ったチェーンソーおじさんが登場するなど、独特の応援方法も特徴です。また、11年のラグビー・ワールドカップ・ニュージーランド大会では、このスタジアムでオールブラックス・日本戦が行われました。

ワイカト・チーフス

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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 ハミルトンを拠点にするスーパーラグビーのチーム。12年には悲願のシリーズ初優勝を飾り、さらに翌年も二連覇を達成。その後も優勝戦線に食い込むなど、国内外から注目されているチームです。同チーム出身の選手としては、日本代表のキャプテンとして活躍し、今年からサンウルブスに合流するリーチ・マイケル選手が有名です。さらに、12年にチームを優勝に導いたイアン・フォスター元ヘッドコーチは現在、オールブラックスの副コーチとして活躍しています。

注目の選手

 オールブラックスの次期キャプテン、かつ二代目リッチー・マッコウ選手として注目されているベイ・オブ・プレンティ出身のサム・ケイン選手(フランカー)。U20代表としてニュージーランドを優勝に導いた原動力の一人。とあるインタビューでかつての盟友であり、同じポジションのリーチ・マイケル選手は、彼からたくさんの刺激を受けているとのこと。さらに、SOで活躍しユーモアあふれる性格のダミアン・マッケンジー選手も地元で大人気。

ワイカトのラグビーの所縁の地を訪ねる

 ワイカトにはさらに深くラグビーを知り、触れる場所がたくさんあります。元オールブラックスの選手で福岡でもプレーしたことのあるアラン・ペーン氏がオーナーのスペイツ・エール・ハウスは、ラグビー観戦にはぴったりな地元でも人気のスポーツバー。また、テ・アワムツにあるザ・リダウトは、地元のラグビーチームの記念品を展示しているバー&レストラン。さらに、テ・アワマツ博物館には、ラグビー関連の展示が今後登場する予定です。そして、ワイカト博物館には、1950年代の地元チームの記念品などが展示されています。

《観光地としてのハミルトン》

土ボタルと中つ国(ホビトン)

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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 なだらかな丘陵地と広々とした牧草地の広がり、肥沃な土壌に恵まれたワイカト地方。その地中には、大規模な鍾乳洞が広がっています。北島の中心を穏やかに流れるワイカト川の流域一帯は、牧畜が盛んなだけではなく、125年以上も前から国際的な観光地として知られています。地中で輝く土ボタルが見られるワイトモ洞窟は昔からの名所ですが、近年では『ロード・オブ・ザ・リング』と『ホビット』の3部作シリーズを機に、ホビットの里としても有名になっています。

中心都市のハミルトン

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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 オークランドとロトルアの中間に位置するハミルトンは、ワイカト地方では最大、全国では4番目に大きい都市です。大規模な総合大学があり、中心街にはたくさんのカフェやレストランが集まっています。また、北島のガーデンシティと呼ばれ、敷地面積が58ヘクタールにもおよぶハミルトン・ガーデンズでは、さまざまなテーマの庭園や世界各地から集められた植物のコレクションを見ることができます。さらに近年では、ホワイトチョコレートと味噌など、斬新なフレーバーのアイスクリームで、全国的にファンが多く、常に行列となるダック・アイランド・アイスクリームなども人気です。

実在する「中つ国」を訪ねて

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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 中つ国を舞台とした一連の映画作品には、ワイカト地方の風景が登場しています。それを実際に見るために、世界各地から多くの旅行者がこの地を訪れています。 『ロード・オブ・ザ・リング』と『ホビット』の3部作シリーズが撮影されたホビット庄の映画セットは、今やニュージーランドでも随一の観光スポットとなっています。ゆるやかに起伏する緑の丘陵地に囲まれた田園風景は、まさに映画そのままの世界です。『ロード・オブ・ザ・リング』撮影後にセットは一時解体されましたが、『ホビット』撮影に向けて半永久的に保存できるよう、しっかりと造り直されました。

鍾乳洞と土ボタル

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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 ワイトモ洞窟は、何百万年もの歳月を経て形成された鍾乳洞です。地中の川が流れる洞窟の奥深くでは、無数のツチボタルがほのかな青白い光を放ち、満天の星空のような神秘的な世界をつくりあげています。名前を付けたのは、昔のマオリの探検家で、マオリ語で「ワイ」は水、「トモ」は穴を意味します。 ワイトモ洞窟は、ニュージーランドでも特に古くから知られる有名な観光名所です。ガイドの案内を聞きながらゆっくりと歩くツアーから、流れる川をゴムチューブで滑り降りるブラックウオーター・ラフティングなどをはじめとした究極のアドベンチャーまで、ユニークな地中の世界を楽しむ方法がたくさんあります。

マオリ文化と地熱地帯

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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 ハミルトンから車で約1時間にあるマオリ文化と地熱地帯として有名なロトルア。文化と歴史に触れたり、アウトドア・アクティビティを楽しんだりするのにお薦めの観光地です。環太平洋火山帯の地熱地帯に位置するロトルアは、19世紀初頭以来、人気の観光地として賑わってきました。天然温泉をはじめ、わき立つ泥のプール、勢いよく熱水を吹き上げる間欠泉など、大自然の息吹を感じられる観光名所が魅力です。マオリの文化と歴史は、この地方の人々の暮らしの一部として継承されています。ロトルア湖畔の街、ロトルアには昔からニュージーランドで最大のマオリ部族のひとつ、テ・アラワ族の人々が暮らしてきました。また、マオリの人口は。ロトルア全体の3分の1を占めています。

テ・プイアでマオリ・パフォーマンスとハンギ・ディナー

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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 ロトルアの一大観光地であり、世界的に有名なポフツ間欠泉や泥の沸き立つ沼、原生林などを見ることができます。さらに、美術工芸学校では、彫刻や編み物など、伝統工芸の実演を見学できるほか、マオリ文化の伝統芸能パフォーマンスを鑑賞することも。また、地熱を生かしたハンギ・ディナーや地熱の蒸気を使ったランチなどがあります。

ジェットボートで、パワースポットのモコイア島へ

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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 ロトルア湖の真ん中に浮かぶモコイア島は、ニュージーランドでも特に重要な文化的・歴史的名所で、全国で最も有名なラブストーリーの舞台として知られるパワースポット。モコイア島は野生動物の保護区にもなっており、30羽のキーウィなど、絶滅危惧種のすみかとなっています。モコイア島へはスリル満点なジェットボートでわたります。

キーウィの赤ちゃんに出会う

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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 ロトルアにあるレインボー・スプリングスは、ニジマスが泳ぐ透明度の高い泉や、この国固有の鳥が住む森の中を散歩することができます。敷地内には、国鳥キーウィの保護施設、キーウィ・エンカウンターもあり、ツアーで見学できます。

星空ツアー

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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 スカイライン・ロトルアのゴンドラで、ノンゴタハ山にアクセスすれば、そこはロトルア周辺の絶景が一望できる観光スポット。夜になると星空ツアーが催行されています。

ロトルアでユニークな温泉めぐり!

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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 地熱地帯のロトルアは、市内のいたるところで地熱による蒸気が噴出しています。そのため、温泉郷としても有名で、ユニークなスタイルの温泉があります。中でも人気は、ロトルア湖を一望しながら楽しむ日本式の温泉のポリネシアン・スパをはじめ、癒しの効果がある泥を体に塗りながら入る泥風呂、さらに、川の温泉もあり、その楽しみ方はいろいろです。

ロトルアで開発されたアクティビティ

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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 北島のアクティビティ天国と呼ばれるロトルアでは、バンジージャンプやホワイトウォーター・ラフティング、ジェットボートなど、さまざまなアクティビティを楽しめます。中でも、ビニール製のボールの中に入って丘を転がり落ちるオゴや、チューブの中に入り自転車を漕ぐアクティビティなど、ロトルアで誕生したアクティビティも注目です。

ファカレワレワ森林保護区でサイクリング

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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 映画『ピートと秘密の友達』のロケ地にもなった、セコイア杉が生い茂るファカレワレワ森林保護区。地元の人たちにとっては散歩道として人気のほか、サイクリングがお勧め。

ツリーウォークで鳥になった気分に

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

#fanphotofriday @alexspodyneiko 📷

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 ファカレワレワ森林保護区内にあるレッドウッド・ツリーウォーク・ロトルア。木の上に特設された遊歩道を歩く、子どもから大人まで楽しめるアトラクション。夜になれば、ライティングされ、幻想的な雰囲気に。

ビーチリゾートならマウント・マウンガヌイへ

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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 ハミルトンから車で1時間ほどのマウント・マウンガヌイはニュージーランド屈指のビーチ・リゾート。海水浴やサーフィン、パドルボートなどのマリンアクティビティをはじめ、カヤックで土ボタルを見に行くツアーなど、さまざまなアクティビティ  を楽しめます。 また、マウント・マウンガヌイを歩く歴史トレイルでは、  マオリの歴史を学ぶことができるほか、山頂からは 絶景を一望できます。マウント・マウンガヌイの市内  には、さまざまなショップ、カフェ、レストランが立ち並び、年中通して人気があります。

 

 

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