《特集》ラグビー大国・ニュージーランド~第5-1回ラグビーを見るならダニーデン

スーパーラグビーでオタゴ・ハイランダーズの本拠地となるダニーデン。ニュージーランド唯一の全天候型スタジアムを構えます。

 

 特集『ラグビー大国・ニュージーランド』、第5回目からは、スーパーラグビーの本拠地となる各エリアのスタジアムとそのエリアの魅力を探ります。ラグビー観戦のためニュージーランドを訪れる人には必見の観光情報をそろえました。第1章目は、南半球のエジンバラと呼ばれ、野生のペンギンのパラダイスであり史跡、カフェ巡りなどが楽しめる、今、注目のダニーデンに焦点を当てます。

フォーサイス・バー・スタジアム

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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 2011年のラグビー・ワールド・カップ、ニュージーランド大会の際に建てられた、ニュージーランド唯一の全天候型スタジアム。ダニーデンの市内中心地から車で約5分のところにあり、オタゴ大学のスポーツ研究施設も併設しています。また、スタジアム周辺には、ダニーデンの地ビール醸造所、エマーソンズ醸造所&バー・レストランなどもあり、ラグビーの試合の日は、その近辺がラグビーファンでにぎわいます。

オタゴ・ハイランダーズ

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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 ダニーデンを拠点にするスーパーラグビーのチーム。2013~16年に、現サンウルブス(パナソニックワイルドナイツ)の田中史朗選手が所属し、人懐っこいユーモアあふれるキャラクターと小柄でスピーディーな試合での動きから、地元の人たちの間で「フミ」というあだ名で愛されていました。ダニーデンでもっとも有名な日本人だといっても過言ではありません。また、2015年には、悲願の初優勝を果たしたほか、2016年までヘッドコーチを務めた、ジェイミー・ジョセフ監督は、現在のラグビー日本代表のヘッドコーチと、日本との関わりが強いチームです。

注目の選手

 オールブラックスにも選ばれ、名実ともに知られているベン・スミス選手(フルバック)。基本的に、フルバックとして最後の砦としての存在感があるほか、加速力抜群を生かして、多くの試合でウイングとしても活躍。

ダニーデンとラグビー

 市内中心にオタゴ大学を構えるダニーデンでは、ラグビーの試合がある日は、学生たちを中心に大いに盛り上がります。また、オールブラックスの試合がダニーデンである日は、全裸のラグビー・チーム、ヌード・ブラックスが非公式で試合を行い、オールブラックスの試合を盛り上げます。

《観光地としてのダニーデン

野生動物と歴史的建造物。“古くて新しい”発見の街

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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 オークランドから飛行機で約1時間50分ほど南下した場所にある、スコットランドの趣きを残す街、ダニーデン。市内には、ダニーデン駅やオタゴ大学、オクタゴン、ファースト教会など、歴史的建造物が立ち並び、市内から車で約30分圏内のオタゴ半島は、野生動物の宝庫。絶滅危惧種のイエロー・アイド・ペンギンやロイヤル・アルバトロスをはじめ、NZアシカやオットセイの生息地があります。

 さらに、市内は学生の街としても有名で、美術館や博物館、ライブハウスのほか、オシャレなカフェやレストラン、ブティックが点在します。特に、歴史的建造物を改装した場所はどこも人気を博しています。また、市内の各所は芸術的なストリートアートが施されています。

 古いものをうまく残し、新しく活かす、ダニーデンの街は、いつ訪れても新しい発見にあふれています。

歴史的建造物

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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 ダニーデンは、ヴィクトリア朝時代やエドワード朝時代の建物が、南半球でも特に良好な状態で維持されている都市です。都市の中心地、オクタゴンやダニーデン駅、ファースト教会、オタゴ大学などの歴史的建造物は必見です。ジャガー車で市内の名所を見学するツアーが人気です。また、日本の古美術を展示するオルベストン邸やニュージーランドに現存する唯一のお城、ラーナック城があり、ラーナック城では優雅にハイティーを楽しめます。

野生動物の宝庫

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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 ダニーデンから車で30分ほどのオタゴ半島には、絶滅の危機に瀕した野生動物が、自然の姿で暮らしている様子を見学することができます。世界で最も希少なイエロー・アイド・ペンギンをはじめ、NZアシカ、NZオットセイなどをはじめ、世界で唯一、人の居住する本島に繁殖地を持つロイヤル・アルバトロスのほか、世界最小のリトル・ブルーペンギンや、ニュージーランド固有種の多くの海鳥などが生息しています。これらの野生動物の見学は、市内からはさまざまなツアーが催行しています。また、市内から車で20分ほどにあるオロコヌイ・エコ・サンクチュアリは、敷地内を特設の塀で囲み、害獣から野鳥や野生生物を保護する活動を行っています。

ダニーデンの町歩き~最新グルメ情報

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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 学生の街、ダニーデンは、街のいたるところにカフェがあり、オーガニック・カフェや自家栽培した野菜や果物を使用したレストランが多いのも特徴です。また、ファインダイニングからカジュアルダイニング、ガストロパブなどがあり、野菜やシーフード、そして肉類など、新鮮な食材の宝庫として、グルメの人たちが注目しています。中でも市内の旧倉庫街を改装しできたモイエティでは、ゆずや味噌など、日本のエッセンスを生かしたフレンチ・ファインダイニングで注目を集めるほか、同エリアで若者に人気のバーガーショップなどもあります。さらにダニーデンの郊外にあるナンバー7・バルマックは、裏庭にハーブガーデンがあり、ハーブを生かしたメニューが並び、地元の人たちから愛されているカフェ・レストランです。また、ダニーデンから少し足を伸ばしたところにあるセント・クレアビーチにはパレオ・ローフード・プレートを扱うカフェがあります。

地ビール

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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 ダニーデンはもともとニュージーランドを代表するビール、スペイツの故郷。ビール醸造所の見学ツアーは人気のアトラクションです。さらに、クラフトビールのパイオニア的存在のエマーソンズ醸造所では工房見学ツアーや地ビールにあった料理をいただけます。

ファーマーズマーケット

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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 毎週土曜の朝に行われるオタゴ・ファーマーズ・マーケットではオタゴ地方とダニーデンのグルメが一堂に会します。中央には、「マーケット・キッチン」と称し、その日出店している食材を使った料理のデモンストレーションを行う屋台があり、試食のほか、レシピももらえ、料理のヒントを得ることが可能です。

アート&ファッション

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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 アートとファッションの街、ダニーデンには、至る所に美術館や劇場などがあります。中でも市の中心地、オクタゴンにある市立美術館やオタゴ博物館、日本の古美術などを扱う歴史的建造物のオルヴェストン邸などがお薦めです。さらに、市内には、デザイナー・ブティックやスタイリッシュなデザインの雑貨店などが立ち並びます。

ストリート・アート

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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 ダニーデン市内の各所の壁には、有名な芸術家による本格的なストリート・アートが施されています。歴史的建造物との合間に描かれる創造力あふれた作品の数々は、訪れた人々の目を楽しませてくれます。

ギネスに登録された坂~ボールド・ウィンストリート

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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 ギネスブックに「世界一急な通り」として認定されているストリート。最大勾配は35%。また年に1度、この坂からチョコボールを転がす「ジャッファ・レース」が行われています。

タイエリ渓谷鉄道

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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 ダニーデン駅を出発する旅行者のみならず 鉄道ファンにはたまらない、観光列車。機関は日本製(三菱重工製)と馴染み深く、絶景に次ぐ絶景が楽しめる。

星空の街への取り組み

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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 ダニーデンでは、オタゴ博物館が中心となって、都市として初めて国際ダークスカイ協会の認定を取得するための取り組みが始まっています。オタゴ博物館では、ニュージーランドの夜空を観察するプラネタリウムがあるほか、定期的に星空鑑賞ツアーが開催されています。

 

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