《特集》『もっと知りたい!ダニーデン』 第1回~野生動物編

今年5月にニュージーランド全国の観光業者が一同に集うTRENZ(トレンツ)が、ダニーデンで行われます。そこで、「もっと知りたい!ダニーデンと称して、その魅力を数回にわたり紹介していきたいと思います。

 

 オークランドからニュージーランド航空で約1時間50分のところにあるダニーデン。今年5月にニュージーランド全国の観光業者が一同に集うTRENZ(トレンツ)が同市で初開催されることや、世界的に人気のシンガーソングライターのエド・シーラン氏が訪れたことなどで、今、最も注目されている街です。

 

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ストリート・アートの街としても有名なダニーデン。エド・シーラン氏の訪問の際にできた大きな壁画。

 そんな注目の街、ダニーデンの魅力をこれから数回に分けてご紹介していきます。第1回目は、ダニーデンが世界に誇る野生動物編です。

大自然の中で生きる、野生のペンギンに出合える

 約1万種以上いるといわれる鳥類の中でも18種しかいないペンギン。その多くは南極大陸などに生息していますが、ニュージーランドには、そのうちの7種の繁殖地があるペンギン天国です。中でもダニーデンでは、大自然の中で生きる野生のペンギンたちに出合えます。

 最も個体数が少ないといわれ、ニュージーランドでしか見られないイエロー・アイド・ペンギンをはじめ、体長30〜40センチほどで、世界で最も小さなリトル・ブルー・ペンギンを野生の姿で見られます。海から砂浜へ一生懸命戻ってくるペンギンたちを見られるのは、ダニーデンならではの体験です。

野生動物たちの天国

 ダニーデンには、ペンギンのほか、珍しい野生動物を見学することができます。

 中でも人気は、ニュージーランド・オットセイ。オットセイのコロニーでは、生まれたばかりの赤ちゃんオットセイたちが泳ぎの練習をしたり、戯れたりする愛らしい姿を見ることができます。

 また、絶滅危惧種に指定されているニュージーランド・アシカを見ることもできます。ニュージーランド・アシカはオスだと体長3メートルにもなるほどで、砂浜でもその存在感が光ります。普段は、砂浜上でゴロゴロと寝ていますが、いったん起き上がるとニュージーランド・アシカ同士が戯れている様子などを伺えます。

 さらに忘れてならないのが、ロイヤル・アルバトロスです。タイアロア岬に、人間が住む本土では唯一繁殖地を持つという特徴があり、多くのスタッフがロイヤル・アルバトロスの繁殖を手助けしています。そのおかげで、50年前には、数羽しかいなかったアルバトロスも現在は約90羽までに増え、ダニーデンのシンボル的存在となっています。ロイヤル・アルバトロスは、全翼長が3メートルほどにもなり、ブーメランのように飛び回る姿は圧巻です。

あなたにぴったりの野生動物ツアー

 ダニーデンには、ペンギンやアルバトロス、ニュージーランド・アシカなどの野生動物を見られる多種多様なツアーがあります。特定の野生動物から、いろいろな野生動物の生態を見られるものまで、ここではそれらを一挙に紹介します。本文の最後には、動物別、ツアー催行会社別一覧表を紹介します。あなたにぴったりな野生動物ツアーを見つけてください。

イエロー・アイド・ペンギンを間近に壮大な自然のスケールを感じるツアー

  • ツアー催行会社:エルム・ワイルドライフ
  • 野生動物:イエロー・アイド・ペンギン/ニュージーランド・オットセイ/ニュージーランド・アシカ/そのほか固有種の水鳥
 

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 エルム・ワイルドライフ・ツアーは、個人の牧場にある野生動物保護区をツアー参加者にのみ開放しています。ここでは、まず、ニュージーランド・オットセイのコロニーに訪れます。野生のオットセイの姿を見られるまたとない機会です。オットセイの赤ちゃんたちが、岩場にできた自然のプールの中で泳ぎの練習をしている姿はその愛らしさがたまりません。

 

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 その後、入り江に下りていきます。そこに広がるのは、野生動物しか生息しない砂浜が広がっています。まず、目にするのは、砂浜に寝転がっていたり、戯れたりする体長3メートルほどのニュージーランド・アシカたちの姿です。そして、海から砂浜に上がり、回りを警戒しなから住処へと戻ってイエロー・アイド・ペンギンたちの姿を見ることができます。

 壮大なスケールの中で、人間が野生動物たちとともに大自然の中で生きていることを体感できるツアーです。

 

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 所要時間は約6時間で、ツアーは毎日催行されています。ダニーデン市内から専用シャトルバスで、オタゴ半島へ向かいます。片道約40分ほどです。ツアーでは、途中、1時間ほど、ロイヤル・アルバトロス・センターに立ち寄ります。その後、オタゴ半島の環境保護区(私有地)を訪れます。ここでは二つのグループに分かれ、各ルート往復徒歩20分ほどのアップダウンのある山道を歩き、オットセイのコロニーとイエロー・アイド・ペンギンやニュージーランド・アシカのいる砂浜に訪れます。環境保護区での所有時間は、トラックのウォーキングを含め、約2時間ほどです。

冒険しながら、イエロー・アイド・ペンギンに急接近!?

 

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 オタゴ半島にあるペンギン・プレイスは、イエロー・アイド・ペンギンの繁殖地であるのと同時に、ケガをしたペンギンたちの治療や自然に返すための活動を行う施設。また、イエロー・アイド・ペンギンのコロニーでもあり、野生のペンギンたちが自分たちの住処に帰る様子も見学できます。

 中でも観察方法がユニークです。とても臆病なイエロー・アイド・ペンギンたちのため、防空壕のように覆われた通路を歩きながら、ペンギンたちに人間の姿を感じさせずに観察します。そのため、運がよければ、間近でペンギンを見られます。また、灰色の産毛で覆われた赤ちゃんペンギンたちは、春の間見られる機会があります。

 ツアーは冬季の間は、午後に1日1回。夏季の間は、毎時間催行しています。そのため、いろいろな野生動物とともに訪れることも可能です。

 ダニーデン市内からは車で約30分のところにあります。また、モナーク・ワイルドライフ・クルーズとのセットなら、ダニーデンから専用シャトルバスで訪れることができます。

 イエロー・アイド・ペンギンを存分に見学したい場合は、エルム・ワイルド・ライフとともに訪れるのがお薦めです。冬季の場合は、催行時間が重なるため、別日で訪れることになりますが、夏季の間は、車で訪れる際、午前中にペンギン・プレースを訪れ、午後にオタゴ半島にある集落、ポートベロからエルム・ワイルド・ライフ・ツアーに参加することが可能です。

 

愛らしい群れをなす世界最小のペンギン

 

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 妖精ペンギンとの愛称を持つリトル・ブルーペンギン。その体長は、約30センチで世界最小のペンギンといわれています。そのペンギンたちが群れを成して海から住処へ戻る姿を見られるのが、ロイヤル・アルバトロス・センター内にあるブルーペンギン・ビューイングです。

 ブルーペンギン・ビューイングへは、ダニーデン市内からツアーがあるほか、車で約45分で訪れることができます。

全翼長3メートルのロイヤル・アルバトロスを観察したい

 

#wilddunedin image thanks to @james.k.lee #dunnerstunner #dunedinnz

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 タイアロア岬を優雅に飛び回るロイヤル・アルバトロスの観察には、いくつかの方法があります。まずは、ロイヤル・アルバトロス・センターには、ロイヤル・アルバトロスのコロニー(繁殖地)がありますので、一年を通してその姿を見ることができます。また、ロイヤル・アルバトロスやその繁殖活動に関する資料館やカフェも併設されています。ロイヤル・アルバトロスセンターの敷地内には、夕方から夜にかけて行われるリトル・ブルーペンギン・ビューイングのほか、ニュージーランド・オットセイの住処もあります。

 

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 ロイヤル・アルバトロス・センターへは、ダニーデンからツアーに参加するか、エルム・ワイルド・ライフ・ツアーのオプショナル・ツアーで参加できます。また、市内からは車で45分ほどで到着できます。

 さらに大海原の上空を優雅に飛び回るその姿を見るならば、モナーク・ワイルドライフ・クルーズがお薦めです。クルーズ船に乗り、タイアロア岬へ向かい、ロイヤル・アルバトロス・センター周辺に飛ぶロイヤル・アルバトロスを間近に見ることが可能です。また、対岸にいるニュージーランド・オットセイや鵜をはじめとした多くの水鳥を見ることが可能です。クルーズ自体は、45分ほどですが、クルーズ船でダニーデン市内に戻るものもあります。

 

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 モナーク・ワイルドライフ・ツアーは、ダニーデンから専用シャトルバス、または専用のクルーズ船で行くことができます。また、ロイヤル・アルバトロス・センター、ペンギン・コロニー、さらには、ラーナック城を訪れるオプショナル・ツアーも催行しています。

 

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ニュージーランドに現存する唯一のお城、ラーナック城は、野生動物が生息するオタゴ半島の高台にあります。昼時は、アフタヌーンティーをいただけます。

自分にぴったりのツアーを見つける早見表

 ”ペンギン押し”や”アルバトロス押し”など、各自の見たい野生動物別のツアー一覧表をご紹介します。ぜひ、ダニーデンで、さまざまな野生動物ツアーに参加し、大自然の息吹を体感してください。

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