エクスペディアで世界の旅人が感服、シャーウッドで究極のエコステイ

クィーンズタウンにあるシャーウッド・クィーンズタウンは、世界を率先してサステナビリティの取り組みを行っている、今注目のアコモデーションです。快適な滞在を楽しみ、かつ社会貢献につながるエコステイが実現します。

 

 今の時代、旅は地球の不思議に触れるだけではなく、環境への影響について考えるものへと変わってきています。従来の“旅行者”たちは、地球環境や社会貢献を“意識した旅人”へシフトする傾向にあり、旅先でもできる限りエコな過ごし方をしたいと考えています。

 その第一歩が旅行プランを立てる時から始まり、いつ、どこへ訪れ、どのようにして休暇を過ごすか、その一つひとつの選択肢によって大きな違いが生じることになります。そこで4月のアースデーに際してエクスペディアが800万人以上にものぼる世界中の旅行者のレビューを分析し、2018年のエコな旅人が注目する人気のスポットを探りました。

 そのグローバル・データでエクスペディアの旅行者(※)に評価されたのが、世界各地から選ばれたサステナブルなホテル10軒です。雨水を再利用しているリゾートや太陽電池を導入したリトリート、養蜂を行い自家製ハチミツも提供するブティックなど、実に素晴らしいスポットが選ばれています。このことから言えるのは、一見相反していると思われがちな「ぜい沢さ」と「サステナビリティ」が、実は共存できるものであり、ゲストは快適でラグジュアリーな滞在をしながら貢献できるということです。

 クィーンズタウンにあるシャーウッドは、南半球にあるその特別な2軒のアコモデーションのうちの一つです。アルペンの山々のふもとにあり、ワカティプ湖の絶景を眺める好立地で3エーカーの敷地を誇ります。

 客室数は80室で、受賞歴を誇るレストラン(ニュージーランドのトップ100にリストアップされているホテルのレストランの2軒のうちの1軒)、バーやライブスペース、ヨガスタジオや映画製作施設、さらにオーガニック農法で野菜を栽培する広い自家菜園も完備しています。

 友人同士で立ち上げた、80年代半ばのチューダー様式を模したモーター・インのような外観で、自称“コミュニティ・ホテル”という同館。一体何故ここが、世界でも最もサステナブルなホテルの一つに選ばれることになったのでしょうか。

 シャーウッドの設立者兼支配人のアダム・スミス氏は、次のように説明します。 「私たちはカイティアキタンガ(マオリ語で守護、保全の意味。伝統的な世界観に基づいた環境保全の理念)を信条とし、自然を純粋に敬い、サステナブルな取り組みを徹底して行うことを基本理念にしています。これは、私たちが一つひとつのことを決定する上で基本になっていて、ホテルの改装を行う際のアプローチをはじめ、どこからエネルギーを引き、ごみ資源をどう扱うかといったメインとなる運営事項に至るまで一貫しています」。

 「この自然環境や景観があるから、人々がここに住もうと決めたり旅行に来たりするのです。ですから、次世代にわたって利益を享受できるようにビジネスを運営することが私たちに共通する常識です」。また、「 このことはビジネスに平行するマナアキタンガ(マオリ語でおもてなしの意味)の価値観をさらに強調するものです。周りの人を尊敬し、親切な行いをすること、そのすべてが真のおもてなしにつながっています」。

 共同設立者兼支配人のサム・チャップマン氏は、「私たちのビジネスは、人との関わりなくしては成り立ちません。ですから、ゲストやコミュニティ、スタッフを心から尊敬することはビジネスを行う上で基礎にあり、成功を持続させるために欠かせないものなのです」と語ります。

 また、これまでにホテル経営をした経験がないものの、個人的な旅の経験から得たものをシャーウッドを通じて広めたいと考えたのだと話します。

 “旅をしている間は旅行者であると感じたくない”との思いがあったというチャップマン氏。

「ゲストの方々に、本当の意味で、現地のコミュニティにかかわることができる機会を提供しています。当館を地元コミュニティの中心地として築くことで、ゲストは地元の人々と交流を図ることができたりこの土地について理解を深めたり、さらに食事や音楽を楽しんだり、教育プログラムを通じて文化を知ることができるのです」。

 運営マネージャーのリアン・リースメント氏は、今回の受賞のニュースを受けてシャーウッドのスタッフはやりがいと喜びを感じていると話します。「これまで5年以上かけてサステナブルな取り組みに従事してきたチームにとって大変大きな功績です。今後も、スタッフから生まれる良いアイデアを積極的に取り入れていきたいと考えています。特に、清掃スタッフや受付、ウェイターやシェフらは、第一線に立ち、率先して問題解決に当たってくれています。これからも、私たちは常に向上し続けていきたいと思っています」。

シャーウッドが率先して行なっているサステナブルな取り組み10例 

  • 施設の改装に関して、新たに建物を建築せずに既存の建物を使用。内装や修理については再利用する方法でアプローチし、改装に伴って生じる廃棄物の排出を最低限に抑えた。
  • 改装に際し、リサイクル素材やアップサイクル、カーボンネガティブ素材など、できるだけ低環境負荷素材を利用して改装を行なった。一例を挙げると、壁裏の下地にはカーボンネガティブのコルク材、カーペットのタイルは漁師の廃棄ネット、家具はリサイクルされた鉄で作られたもの、キッチンとバスルームの床材は車のタイヤをリサイクルして作られたもの、カーテンは陸軍のウールの毛布を再利用など。
  • 248枚の多結晶パネルを有するニュージーランド最大(設置当時)の自家太陽発電システムを導入。余分な電気をグリッドに戻すことができ、過剰な電力消費分は100%再生可能な資源から確保。
  • 可能な限り地元産でエシカルなものを使用。ホテルで提供される料理の食材は99%国産で(内75%が南島産)、かつ葉物などの野菜は40%以上がオーガニック農法で自家栽培されたもので、ハチミツも同ホテルの巣箱から採集したものを使用。
  • ビールやワイン、スピリットの96%は近隣国オーストラリアかニュージーランド産のもの。ワインの60%は地元の家族経営のワイナリー産で、かつ輸送やガラス廃品など不必要な二酸化炭素の排出を一切防ぐため、容器を醸造所に持ち込んで買い付けを行っている。
  • オーガニックのゴミをすべてコンポストでたい肥に変え、菜園の肥料として再利用。
  • 莫大な量にのぼる使い捨てプラスチック製品の利用を廃止し、リサイクル可能な製品を利用。
  • バーは廃棄物ゼロの運営を行い、レストランも同様の方針。また客室のゴミもゲストから過剰に出ないよう最善を尽くす。
  • 排気ガスを排出しない移動手段をゲストに提供。太陽光発電を取り入れた電気自動車の充電スタンドの設置、廉価なレンタルバイク、自転車の利用や公共の交通手段の利用を提案。
  • 地元コミュニティへの還元。教育ワークショップやライブミュージック、福祉プログラムなど、地元コミュニティのイベントに100%マーケティング予算を投資。

※トップ10リストはエクスペディアで世界各地を旅行した旅行者によるレビューで「サステナブル」、「エコフレンドリー」が明記されているものです。

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